自律神経失調症というのは、ストレスが原因で、活力を促す交感神経と休息を促す副交感神経という2つの自律神経の駆け引きがうまく噛み合わなくなり、心身の様々なところに不具合を来す状態全体の事

最近よく耳にする「自律神経失調症」!
でも、これって、病気の名前ではないという事をご存じでしょうか?
それに、自分には関係ないとか、縁遠いと思っている人でも、もしかしたら軽い自律神経失調症状態にあるかも知れないという事も知っておいた方がいいかも知れませんよ。

 

そもそも自律神経失調症というのは、ストレスが原因で、活力を促す交感神経と休息を促す副交感神経という2つの自律神経の駆け引きがうまく噛み合わなくなり、心身の様々なところに不具合を来す状態全体の事を示します。
そのため、精神的に不安定になる事も珍しくはなく、自律神経失調症イコール鬱病とか、心の病気だと思われがちですが、実際にはもっと身近で単純で、誰もが一度や二度は発症した事があるはず!
例えば、ストレスが溜まって下痢が続いたり、反対に便秘症に陥ったり、胃が痛くて食欲不振の日が続いたり、慢性的な偏頭痛というのも、厳密に言えば自律神経失調症の一つなのです。

 

さらに、食後の強い眠気もまた、この自律神経失調症の一種である可能性は拭えません。
勿論、食後は消化のために副交感神経が高まりますから、どうしても眠くはなりがちなのですが、それでも、それは食事の量や内容、そして食べ方によってある程度調整する事が出来ます。
ゆっくり落ち着いて消化に良い物を食べ、糖分摂取や水分摂取を控える事で、交感神経と副交感神経の動きをともに緩やかに上げたり下げたり出来るようになりますから、それほど急激に強烈な睡魔に襲われる事は回避出来るはずなのです。

 

また、食後がそれほど活動力を必要としない会議や授業などであれば、交感神経は抑圧気味で、そこに消化のための副交感神経が活発に動いていれば、眠くなるのは当たり前というものですが、逆にスポーツをしている時や賑やかにおしゃべりを楽しんでいる時、あるいは趣味に没頭している時や遊びをエンジョイしている時というのは、全くと言っていいほど眠くならない事はしばしばでしょう。
これは紛れもなく、交感神経が高ぶった状態にあるからで、副交感神経の誘惑を押さえつけてくれているのです。

 

ところがところが、暴飲暴食をしないように十分気を付け、野菜中心の消化吸収のいいメニューで且つ、糖分や水分の摂取を必要最低限に減らし、これと言った病気がない事も明らかなのに、何故か慢性的に食後の眠気に襲われる!
あるいは、自分では目一杯楽しんでいたり、活発に活動しているつもりなのにも関わらず、食後という事で決まって眠気があるという場合には、自律神経が乱れている可能性は低くありません。
即ち、一種の自律神経失調症に陥っているかも知れないという事です。
ですので、気になる方は一度、きちんと心療内科等を受診された方がいいかも知れませんね。