熱帯夜による睡眠不足により、熟睡出来ず、昼間でも眠いというのは当たり前

夏が来れば見舞われる食後の眠気という事で、暑い時期は、昼間でも何となく一日中眠いとか、特に昼食後に急激に眠くなるという方は少なくないものと見られます。
そして、その原因として、多くの方が上げられるのが熱帯夜による睡眠不足!
確かに、夜間の気温が25度を下がらなければ、寝苦しい事は間違いないでしょう。
結果、熟睡出来ず、昼間でも眠いというのは当たり前の現象だと言っても過言ではありません。

 

ただ、ちょっぴり誤解されているのは、部屋が暑いから眠れないのではなく、自分自身が熱いから眠れないのだという部分です。
というのも、私たち人間の体は、一定の温度にまで体温が下がらなければ睡眠に入れない仕組みになっています。
ところが、周囲が高温多湿だと、お湯などが中々冷めないように、人間の体だって、そう易々と熟睡するのに適当な温度にまで下がらないのです。
それでも、身体は何とか体温を少しでも下げ、快適な安眠を促すようにと努力はしています。
その努力のたまものが、大量の寝汗であると言えるでしょう。
そう、体は睡眠中も一生懸命発汗し、体温調節を計っている訳です。
ただ、中々その努力が実らない事も多いという事なんですね。

 

ですから、その前夜に良質な睡眠が取れなかった付けが翌日に残り、昼間ずっと怠い、眠いという症状を誘発している事は否めないでしょう。
けれど、実際には、昼間は夜よりももっと暑い事が多い訳ですから、夜間にも増して、身体は体温を下げる作業に勤しみます。
そして、そうして一時的にでも体温を下げる事が睡魔を呼んでいる訳です。

 

この原理で、最も分かりやすいのが、昼食後の眠気で、特にラーメンやカレーなど、体温を急上昇させるランチを取った後には、強い眠気に襲われる事は少なくありません。
これと同じ現象が、夏場は一日中、それも、体外からの天然の高温や多湿という天敵によって繰り返されているという訳です。

 

その上、暑い時期の行動は体力を消耗しますから、昼頃になると、疲労も冬場以上に蓄積されます。
むろん、前夜の睡眠不足も手伝って、昼休みに眠くなるのは致し方のない事だとは言えるでしょう。
それでも、昼食で思い切り体を冷やす事により、今度は身体を温める事に徹してくれますから、激しい睡魔に見舞われる確立は大幅に軽減出来ます。
体の事を考えると、夏でも冷やすな、冷たい物は控えよと言われますが、やはり午後の眠気を極力回避する事は大事!
それによって事故やトラブルを招くような事になれば、健康管理どころではありませんから、時には意識して、あえて徹底的に冷たい物を食べるに徹するのも一つの手でしょう。