午後の睡魔は覚醒力のスランプ時間

午後の睡魔は正しく食後の眠気!
ランチタイムの後、1時間後位から3時間後あたりまで苦しめられる事もあって、人々はみんな、おなかが一杯になったためだと捕らえられがちです。
ならば、昼ご飯を食べなければ眠くならないのか?
と言うと、いえいえ、決してそんな事はありません。
午後の睡魔は、必ずしも食後の眠気という訳ではないのです。
むしろ、覚醒力のスランプ時間だと考えるべきでしょう。

 

人の睡眠時間というのは、正しく人それぞれで、一日10時間以上眠るという人もいれば、いや、自分は3時間程度しか寝ないというナポレオンみたいな方もおられます。
けれど、7時間から8時間というのが日本人の成人男女の平均だそうですから、ここでは、最もオーソドックスなこの辺りで検証してみましょうか。
例えば、一日7時間寝る人なら、残りの17時間、一日8時間睡眠なら、16時間が覚醒し、活動している時間という事になる訳です。
睡眠時間の約2倍近い時間ですから、よくよく考えてみると、かなり長いですよね。
その間ずっと覚醒力が作用している事にはなる訳ですが、その維持が大変な事は容易に理解出来るでしょう。
結果、ちょうど中間地点で一度、そこにスランプが生じます。
これが午後の睡魔です。

 

という事で、16時間ないし17時間の中間地点というと、約8時間から8時間半!
朝6時に起きる人だと午後2時前後でしょうか!?
午前5時起床なら午後1時頃、7時起床なら3時頃となり、ちょうど昼食を食べ終わって1時間後から3時間後以内に該当します。
そのため、午後1時から4時までの3時間は最も人間の注意力が散漫になる時間だと言われていて、事故やトラブルが多発する時間帯として注意を促す専門家も少なくありません。

 

ヨーロッパでは、この午後の危険時間を回避し、仕事の能率も上がるという事で、思い切って2時間から4時間の長い昼休みを設けている企業も沢山あります。
これが所謂シエスタと呼ばれるもので、無理に昼寝をする必要はありませんが、人々は自由に休息や気分転換のために時間を使えるようになっているのです。