自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類の神経から成るもので、交感神経は活動を、副交感神経は休息を促す神経

私たち人間は、何かにつけ、自律神経が関与しています。
人の言動は全て自律神経が操作していると言っても過言ではないでしょう。
従って、当然のごとく、多くの人が悩まされている食後の眠気にも大きく関わっている訳で、そのコントロールが上手に出来るようになれば、午後の会議や授業も上手に乗り切れるようになるのです。

 

自律神経というのは、交感神経と副交感神経の2種類の神経から成るもので、交感神経は活動を、副交感神経は休息を促す神経です。
従って、食事をするという作業は活動ですから、交感神経が担っていて、ガツガツ必死になって食べれば食べるほど、その作用は活発になります。
つまり、交感神経が高ぶっている訳で、食事中に睡魔に見舞われる事が少ないのは、それが理由です。

 

ならば、食後もそのまま交感神経が活発であれば眠くなる事はありません。
しかも、おなかが一杯になったからと言って、別に疲れてもいないのに眠る必要などない訳で、それどころか、多くの方は、睡魔に見舞われる事を危惧している訳ですから、副交感神経の出番は無用なのです。

 

ところがところが、困った事に、私たち人間の消化器官を動かすのは交感神経ではなく副交感神経であるがために、食後必ず活発になります。
その証拠に、食事が終わって一息ついた頃、急激な睡眠欲が襲って来る事は多いはず!
それは、正しく消化器官が動き出し、消化作用を開始したサインなのです。

 

その一方で、食事という活動を終え、ほっこりすると、交感神経は一気に弱まります。
活動を促す交感神経が弱まり、休息を促す副交感神経が強まるとなれば、眠くなるのは自然現象!
その睡魔と戦うのは並大抵の事ではありません。

 

そこで重要になって来るのが、この交感神経と副交感神経の急激な入れ替わりをいかにコントロール出来るかという事になります。
もっと分かりやすく言えば、食事中の交感神経と食後の副交感神経の急上昇を押さえ、さらに、食後の交感神経の急降下を防げれば、強烈な眠気に襲われる事は予防出来るのです。
ただ、いずれの神経も必要とあって上昇している訳ですから、それを無理矢理止めるのは、食欲低下や消化不良の元となり、決していいとは言えません。
ですので、その上昇のタイミングと速度を巧みにコントロールしてやる事が望ましいのです。