体は、体温が上がると、それを正常な位置にまで下げようとし、体が体を冷やすという作業を行い、睡眠が誘発される仕組み

秋も一段と深まり、夜は寒い位の日も増えて来ましたからね、正しく、お鍋に熱燗というのがたまらない季節の到来です。
また、昼間でもそろそろ、鍋焼きうどんやラーメンなど、暖かい物が食べたくなる事がありますが、夕飯の鍋に日本酒はさておき、昼食の鍋焼きうどんやラーメンは危険かも知れませんよ。

 

むろん、危険と言っても、それが決して体に直接悪影響を与えるという意味ではありません。
ただ、食後に急激な眠気を呼び、事故やトラブルを招く原因になるかも知れないという事です。

 

何故なら、私たち人間の体は、体温が上がると、それを正常な位置にまで下げようとする訳ですが、そのために体が体を冷やすという作業を行い、それによって睡眠が誘発される仕組みになっているからです。
特に熱いラーメンなどを食べると、一時的に体温は上昇します。
すると、それを止めるためには、急激に冷やさないといけない訳で、その作業を開始したサインが発汗です。
体は汗を掻く事により、体温調節を計っている訳で、この事は皆さん、よくご存じの話でしょう。
けれど、体が冷やされると、そこにはメラトニンという睡眠ホルモンが分泌されてしまうという事は案外知られておらず、そのメラトニンによって、眠気が生じているという一つのメカニズムを把握しておく必要性は否めないのであります。
冬になると、汗を掻き掻きラーメンを食べておられる方の姿を多く見かけますが、そうして体が冷やされると、次に襲って来るのは睡魔!
という事で、恐らくそこにおられる多くの方が後に食後の眠気に見舞われておられるのではないかと予測出来ますね。

 

しかし、この事は逆に、食事によって食後の眠気を回避する事も可能であるという事なのです。
つまり、冬でも午後に大事な会議や授業、あるいは営業が控えている時などは、ラーメンやうどんのような熱いメニューを避け、チャーハンやカツ丼のような穏やかなメニューを選ぶ事で、その後の急激な体温上昇が避けられ、眠気を抑圧する事が可能になります。
ただし、カレーは身体をホットにする香辛料が沢山入っているのでNG。