食事中に必要以上の水分を摂取すると、消化液が薄まり、その分、取り込んだ食物を溶かす作業に時間と労力を必要としてしまう

食後の眠気を予防したいとか、解消したいという事で、水分、特にコーヒーや紅茶などのカフェイン入り飲料を摂取される方が多くいらっしゃいます。
また、眠気覚ましだとかと言って、水をがぶがぶ飲まれる方も多いですよね。

 

しかし、それは完全なる逆効果です。
何故なら、食事中に必要以上の水分を摂取すると、消化液が薄まり、その分、取り込んだ食物を溶かす作業に時間と労力を必要としてしまうからです。
実は、我々の体の各消化器官は、休息を促す副交感神経によって刺激され、血流というエネルギーを使って動いている訳ですが、当然、消化に手間取ると、そうした部分が必要以上に活性化されなくてはならなくなってしまい、眠気を誘発する要因になってしまうのです。
従って、必要量以上の水分摂取をしない事に徹すると、消化液が薄められませんから、予定通り処理が終わるはずであって、強烈な睡魔に見舞われる事も軽減される事でしょう。

 

ところが、それを、余分な水分を、それも沢山取ってしまうと、消化液が薄まり、消化に手間取ってしまうため、さらに副交感神経が活発に作用してしまうのです。
そして、それに伴い、その部分に多くの血液が注ぎ込まれますから、どうしても脳の血流が衰え、そんな状態のところに、休養を促す副交感神経がどんどんどんどん流されている!
これでは、眠くならない方が不思議だと言っても過言ではないでしょう。

 

という事で、食事中にお茶や水を飲まないようにするのが望ましいという事になります。
有り難い事に、私たち人間は元々、飲料を添えなくても十分食料だけで必要量の水分が賄えるようになっていて、そういう食べ方を考える事が大事なのです。
そして、そのためには、まずは野菜をたっぷり取り込む事!
野菜には水分が豊富である上、よく噛んで食べないといけない物が多いですから、その咀嚼によって唾液が誘発され、水分が賄えます。
確かに、それでは喉に引っかかる事もあるかも知れませんが、そういう場合は、味噌汁やスープなどの汁物を一品添えられるようにされるといいでしょう。
そして、それで喉を潤すようにし、原則、食事中にはお茶や水を飲まないようにする!
これもまた、食後の眠気を予防する作戦として大いにありきなのです。

 

無論、食後も同様で、ランチの後のコーヒーや紅茶は、あまり思わしくないと言えます。
むしろ、コーヒーや紅茶に含まれるカフェインが、しっかりと血液中に溶け込み、眠気防止に努めてくれるには、30分以上掛かるという事もありますので、飲むなら食事の前!
この方がより効果効能は増し、副交感神経に影響を与える事も防げてベターでしょうね。