食後2時間以上たっても、眠気が一向に取れず、強い倦怠感を感じるというのなら要注意!

高血糖症と聞くと、何だか非常に悪い病気を想像される方も多いかと思われますが、実際には、多くの方が日々、一度や二度は発症している症状なのです。
と言うのも、我々人間は、食事をすれば、自然と多量の糖質を取り込んでしまい、それらは消化管から吸収された後、血液中に溶け出します。
そして、その血中に滞留されている糖分こそが血糖で、その量を示すのが血糖値ですからね、食後に上昇するのは自然な原理というもの!
また、そうしないと、人は生きては行けないと言っても過言ではないでしょう。
何故なら、車を動かすエネルギーがガソリンなら、人間を動かすエネルギーは、その血液中の糖分だからです。

 

ただ、どんなに激しいスポーツをする時でも、必要最高量のエネルギーというのは決まっていますし、ましてや殆ど体を動かす事のない仕事や授業においては、それほど多量の燃料を消費しません。
そうなると、使い切れないほどの糖質を取り込んでしまうと、どんどんどんどん溜まり、粘りけのある重たい血液になって言ってしまいます。
これが所謂“どろどろ血液”と呼ばれるもので、慢性の高血糖症という事になるでしょう。
そうして人は、糖尿病患者の仲間入りをして行くのです。

 

ただ、健康体で、必要な分量だけの糖分摂取を心がけていれば、食後一時的に血糖値は上がりますが、そのピークは1時間後位で、その後徐々に下がり、4時間もたてば、ほぼ元通りの数値まで低下します。
ですが、その上がった血糖値を下げるためには、休息ホルモンであるインスリンの力を借りるしかないのが現状で、その分泌によって、眠気を感じる事はよくある事なのです。
むしろ、食後30分後位に睡魔が襲って来れば、インスリンが正常に働き、高血糖を改善してくれているものと捉えていいでしょう。
何ら心配する事はありません。
血糖値がピークを越え、下がり始めると、徐々にインスリンの分泌量も減り、眠気も消えて行くはずです。

 

とは言え、食後2時間以上たっても、眠気が一向に取れず、強い倦怠感を感じるというのなら要注意!