早食いを防ぐ事により、大食いを防止し、食後の眠気を予防する事が可能になる

早食い&大食いは太る食べ方だと言われますが、これはズバリ、食後の眠気を激しく誘発する食べ方でもあります。
特に、丼鉢に2杯・3杯のごはんを僅か数分で駆け込むのはとんでもない話!
午後から大事な授業や仕事が控えている時などは、正しく自殺行為であると言っても過言ではないでしょう。

 

そもそも、早食いが太る元になると言われるのは、自然と大食いになってしまうからで、私たち人間は、食事開始と同時に、空腹が満たされて行く訳ではありません。
いえ、厳密に言えば、胃の中に食物がどんどん送り込まれて行く段階で、肉体的な空腹は着実に満たされているのですが、実はそれを脳が察知するまでには、思いの外長い時間差があるのです。
従って、それが感知されないうちは、身体はいくらでも食料を受け付ける体制にありますから、とにかく何でもかんでも沢山食べたければ、とにかくパクパクひたすら口の中に放り込んで行けばいいだけの話なのですが、それが体にいいはずのない事は、誰もが少し考えれば分かる事でしょう。

 

しかも、胃の中に送り込まれた食品は、全て消化吸収しなければなりませんから、その量が多ければ多いほど、消化作業に要するエネルギーと時間はたっぷり必要となり、その間ずっと、脳内の燃料不足は否めない状況に陥ってしまいます。
加えて、ガツガツ食事をするという行為は、目一杯活動力を高めている訳で、それを担っているのが交感神経と呼ばれるアクティブ型自律神経なのですが、消化を担うのは、リラックス型の自律神経である副交感神経であって、一度に沢山の食事を取った後は特に、この2つの神経を急激に入れ替えなければならなくなってしまいます。
すると、自然に強烈な睡魔が襲って来るという訳です。

 

そこで、まずは早食いを防ぐ事により、大食いを防止し、食後の眠気を予防する事が可能になって来るでしょう。
そして、そのためには、何をさておいても、ゆっくり食事を進める事です。
私たち人間の脳は、視床下部という部位にある満腹中枢が刺激されると、自らの言動に必要なだけのエネルギー量を確保された事を知ります。
そうして、出される指令が満腹感として伝わる訳ですが、実はこのサインが送られて来るまでには、どんなに早くても、食べ始めから15分以上掛かると見られていて、平均20分!
従って、その間は、いくらでも食べられる状態にある事を強く把握しておく事が大事になります。
そして、予め決めた適量の食事をその20分という時間を一杯一杯まで使って食べるようにすれば、食物の摂取量と摂取カロリーは大幅に制限出来、太る事を防げます。
勿論、今すでに太っている方にとっては、ダイエットに繋がるでしょう。

 

加えて、ゆっくり食事を進める事で、交感神経がマックスに達する前に徐々に副交感神経が上昇して来る事が可能になり、急激な自律神経の入れ替わりを防止する事が出来ます。
また、消化吸収に要するエネルギーも少なくて済むところから、結果的には食後の眠気も予防出来るという事なのであります。