みぞおち付近に痛みや違和感を感じながらの食後の睡魔との戦いは、正しく赤信号!

暴飲暴食、特にお酒の飲み過ぎは胃や肝臓を悪くするという事は皆さん、よ〜く分かっちゃいるけどという話ですよね。
ところが、それは膵臓をも痛めつけているという事は、多くの方が考えもされないようです。
恐らく、その理由の一つとして、膵臓という臓器が、非常に地味で、知名度はあるものの、働きなどが浸透していないという部分が上げられるでしょう。
それどころか、どこにあるのかも今イチ把握しておられない方が少なくありません。
そのため、膵臓の病気は最も自覚症状が乏しく、判明が遅れがちになると言われています。

 

ですが、食前・食後の眠気の出方で、それは案外容易に気付けるものだという事を知っておきましょう。
そして、おかしいと思ったら、すぐに内科か消化器科を受診する事は絶対なのです。

 

膵臓という臓器は、みぞおちとおへそのちょうど中間位に位置する臓器で、厳密には消化器官ではありませんが、炭水化物を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するトリプシン、そして、脂肪を分解するリパーゼという三大消化酵素を含んだ「膵液」という消化液を分泌しています。
従って、膵臓が支障を来せば、たちまち消化不良に陥ってしまい、いつまでたっても取り込んだ食物の消化吸収が進まない事になりますから、その間、ずっと怠くて眠いという状況が続いてもおかしくありませんね。

 

さらに、みぞおち付近に痛みや違和感を感じながらの食後の睡魔との戦いは、正しく赤信号!
通常は、我が身を守りながら消化酵素を出している膵臓ですが、暴飲暴食により、多量の膵液を分泌しなければならないと思うと、ついついその働きが度を超えてしまい、自らを溶かしてしまう事も珍しくありません。
また、胆石が膵液の出口を負債でしまい、食物を消化せずに、やはり膵臓を消化しようとしてしまう事もあって、これらの症状は「急性膵炎」と呼ばれる命にも関わる重病です。

 

加えて、満腹時に上昇する血糖値を下げるインスリンというほるもんと、空腹時に血糖値を上げるグルカゴンという2つのホルモンは、膵臓内で生成され、分泌されています。
そのため、膵臓が疲弊してしまうと、その作用が適切にこなせないため、食前・食後の血糖値コントロールを出来なくなってしまうのです。
すると、食前や食後に低血糖症や高血糖症を発症し、強烈な眠気を催すようになります。
特に、この膵臓のインスリンの分泌機能が極端に低下していれば、それはもう完全なる糖尿病のファーストステージからセカンドステージですから、放置する事は厳禁です。
という事で、とにもかくにも、食後の強い眠気がだらだらと何日も続く場合は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。