低血糖症を発症すると、強烈な眠気が身体を殴りつけるかのように襲い掛かり、そのまま気絶してしまう事もしばしば!

低血糖と言うと、血液中のブドウ糖の濃度がひどく下がる事ですから、主として、空腹時に陥りやすい状況ではあります。
それに対し、食後は多くの方が多少なりとも高血糖状態になるものなのですが、実際には、低血糖症を発症する事も決して珍しくはないのです。

 

そして、その低血糖症を発症すると、強烈な眠気がまるで身体を殴りつけるかのように襲い掛かり、そのまま気絶してしまう事もしばしば!
人からは単に爆睡しているだけに見えても、実は本人は気を失っている状態に等しいというから、何とも恐ろしい話です。
もし、そういう自体が毎食後起きるようなら、それはもうすでに低血糖症が重症化している疑いを持つべきであって、本来は、一度でもそういう事があれば、即、医療機関を受診すべきでしょう。

 

ではでは、一体全体何故、このような事が起こるのでしょうか?
その要因はいくつか考えられますが、最もオーソドックスなのはインスリンの過剰分泌!
勿論、血糖値が高いのは重大問題ですから、上昇すれば下げる事は絶対で、そのためにインスリンが働く事は言うまでもありません。
しかし、その分泌量が多すぎると、今度は血糖値を下げ過ぎてしまい、低血糖にまで持ち込んでしまうのです。
従って、普段からインスリン注射や血糖値を下げる薬を服用している糖尿病患者さんの場合は、最も危険であると言えるでしょう。

 

ですが、糖尿病の治療をしていなくても、日頃から多量の糖分摂取をしている人については、膵臓がそれに対応すべく、多めのインスリンを出すように教え混まれてしまっていて、さらに、太っている人も同様!
通常量のインスリンでは仕事がこなせないところから、過剰に分泌される仕組みになってしまっているのです。
そのため、食後は急激に血糖値が上がるものの、急激に下がる事になってしまい、これを「機能性低血糖症」というのですが、そうなると、血中のブドウ糖量は正常値を遙かに下回ってしまいます。
そうして脳はエネルギー不足となり、気を失ってしまうという訳です。

 

加えて、機能性低血糖症を発症するという事は、すでに血糖値のコントロールが困難な状況にあるという事ですから、糖尿病に移行する可能性はほぼ100パーセントと言っても過言ではない位、危険な状態にあると認識しなければなりません。
しかし、本格的に糖尿病になるまでは、検査をしても分かりにくいのが現状で、低血糖症そのものがまだ、日本では病気と見なさない部分も否めませんからね、全くもって困った話です。
ですから、医療機関を受診する場合は、予めきちんと調べ、適切な対応を出来るだけのドクターのいるところを訪ねるようにしましょう。