一般的な検査で調べる血圧というのは、動脈の中を流れる血液が内壁に与える圧力のこと

食後の眠気には、血糖値の高い低いが大きく関わっている事が多いというのは、近頃では、かなり有名になって来ました。
しかし、それに加えてもう一つ、血圧も深い関わりを持っているという事は、まだまだ案外知られていないところでしょう。
そこで今日は、今更人には聞けない基本中の基本、血圧とは何かという事をあえて語ってみたいと思います。

 

血圧というのは、血管内の圧力の事ですが、私たちの体には、動脈・静脈・毛細血管と、3種類の血管が張り巡らされていますから、その全てが同じ環境にある訳ではありません。
ただ、一般的な検査で調べる血圧というのは、動脈の中を流れる血液が内壁に与える圧力で、これを見れば、ほぼ、我々の体の健康状態は分かるとされています。
何故なら、心臓から出される血液をダイレクトに流し混むのが動脈で、その後、そこから支流として前進に張り巡らされている毛細血管を通って体の各部位に届けられた血液は、使用後、静脈を通って再び心臓へと返され、浄化される仕組みとなっているからです。
つまり、動脈は浄水所から各町に繋がる水道管で、毛細血管は各家庭に排水されている水道管、そして、静脈は下水管ですから、動脈の中の圧力が最適で流れが順調であれば、常に新鮮な血液が全身に送られるという見解なんですね。

 

ただし、心臓はポンプ形式になっていますから、血液を送り出す時には、ギューッと絞り出すように収縮し、再び緩んでまた引き締めて血流を送るという動きを繰り返しています。
そのため、この心臓の伸縮と弛緩が繰り返される度に血管内の圧力は変動します。
これが所謂血圧の上下と呼ばれるもので、最も高くなる心臓が縮まった時の圧力が血圧の上の値「収縮期血圧」、最も低くなる心臓が緩んだ時の圧力が血圧の下の値「拡張期血圧」です。

 

とは言っても、血圧の高い低いというのは、この個々の数字そのものではなく、上下の範囲全体を見て言われる事であって、正常値も、年齢や性別によって異なるのが実際です。
それでも、一応目安となる平均値のようなものはあって、最高血圧が130mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満と言ったところでしょうか!?
そして、上がこれより高くなる場合は高血圧、下がこれより低くなる場合は低血圧と言われています。
ただ、高血圧の人は自然と血圧が下がりにくいですから、下の数値も高くなり、逆に、低血圧の人は元々上がりにくいという事で、上の数値も低くなります。
結果、収縮期血圧が135mmhl以上、拡張期血圧が90mmHg以上なら高血圧。
それに対し、低血圧は最高血圧が100mmHg未満、最低血圧が60mmHg未満だとされていて、実はこの数字が、食後の眠気に密かに、でも、しっかり関わっていたりなんかするのです。