自らの血糖コントロールが困難になっている事も考えられ、近い将来、重度の糖尿病に進行したり、命の危険を伴うほどの低血糖症に移行する可能性も

「寝落ち」と言うと、近頃では、インターネット上でチャットやゲームをしている時に寝てしまい、中途半端なまま放棄する事というイメージが強くなっています。
即ち、IT用語の一つのように扱われていますが、実は寝落ちというのは、何かをしている最中に寝込んでしまう事全般を指し、授業中に居眠りする事も寝落ちなら、テレビを見ながらうとうとしてしまう事も寝落ち!
なのですが、本当の寝落ちというのは、とても恐ろしいという事を知っておきましょう。

 

医学的にいう寝落ちは、「ブラックアウト」によって引き起こされる事が最も多く、このブラックアウトというのは、目の前が真っ暗になって意識を失う症状を示します。
よく、ブラックアウトの対義語ならホワイトアウトだろうと思われるのですが、それは大違い!
確かに、ならば、ホワイトアウトというと、目の前が真っ暗になって失神する事ではという気はしますが、実はホワイトアウトというのは、物理的な白さによって司会を遮られる事であって、山で遭難した際に出される事の多い、雪や霧で周囲が真っ白になって何も見えなくなったというコメント、あれなんかは、典型的例ですね。

 

それでは、ブラックアウトの本当の対義語は何かと言うと、「レッドアウト」です。
このレッドアウトというのは、その名のごとく、目の前が真っ赤になって気を失う事ですが、その場合、血流が完全に頭の中に集中していなければなりませんから、実際にはそうあるものではありません。
例えば、回転コースターに乗っていて、ちょうど真っ逆さまになった瞬間とか、飛行機が急旋回した瞬間などに激しい衝撃でも受けない限り、我々一般人が遭遇する事などないと言っても過言ではない現象でしょう。

 

しかし、ブラックアウトは正反対に、血流の大半が足の方に集まってしまい、脳が血液不足に陥ってしまう状態!
地球の重力を考えても、いつ、誰が発症しても不思議ではありません。
そこで、最も恐ろしいのが、食後に機能性低血糖を発症した場合です。

 

特に食後、異常な眠気に見舞われたかと思うと、そのまま失神してしまい、しばし深い眠りに入ってしまうと、パッと見、ただの寝落ちという事になりますが、実際にはブラックアウトに陥っている事が珍しくはなく、そういう状況が頻繁に起こる人は要注意!
自らの血糖コントロールが困難になっている事も考えられ、近い将来、重度の糖尿病に進行したり、命の危険を伴うほどの低血糖症に移行する可能性もあります。
とは言え、早期発見が出来れば、食事療法で改善されますので、やはりきちんと専門医の指導を受ける事が大事でしょう。