眠くなる前に飲んでこそ効果効能が得られる

食後の眠気との戦いとも言える午後の会議や授業、そこで予め、コーヒーや紅茶を飲んでおかれる事をお勧めします。
コーヒーや紅茶は眠気覚ましの定番アイテム!
誰もが思いつかれる作戦なのですが、何故か皆さん、眠くなってから飲まれる方が多いんですよね。
そして、結局は効果が今イチ出ず、痛い目に遭わされたという経験をお持ちの方も少なくないでしょう。
それに、会議中や授業中に、勝手に飲み物を飲む事自体が難しい、出来ないというケースが大半です。
つまり、これは案外使えそうで使えない日々の昼食後の眠気対処法だとおっしゃる方も大勢おられます。

 

けれど、そもそも眠くなったのでコーヒーや紅茶を飲むという事が大きな間違いであって、眠くなる前に飲んでこそ効果効能が得られるというものなのです。
何故なら、カフェインは我々の睡眠欲をそそるアデノシンという物質を抑制する作用があり、それが眠気覚ましになると言われる最大の理由なのですが、当然、血液中に溶け、そのカフェイン入りの血液が脳や全身に運ばれなければ効果は出ません。
ですから、まずは飲んだコーヒーや紅茶が身体に吸収され、血液中に成分が送り込まれなければ話にならないのです。

 

ですが、幸いにも、コーヒーや紅茶は非常に吸収時間が早く、小一時間もあれば、全て消化吸収されてしまいますから、この辺がお手洗いのサインを誘発する要因にもなっているのでしょう。
ただ、眠気を覚ますという面では、このスピードは功を奏します。
飲んでから約15分程度でカフェイン入りの血液は徐々に体内を循環し始めますから、この頃から、次第にアデノシンを抑制し始めます。
ただし、睡魔と戦うのに十分なだけの濃度を持った血液が作られるまでには30分は掛かると思っておいた方が確かなのです。

 

ましてや、こうした飲料類は、一部胃でも吸収されますが、大部分は小腸で吸収されます。
すると、アイスコーヒーやアイスティーなど冷たいものを取り込んだ場合、消化器官が冷やされ、胃の運動能力も衰えますし、何より小腸の粘膜が収縮してしまうため、血液へ送り込む作業が大幅にスピードダウンしてしまいますから、これも計算しておかなければなりません。
そのため、カフェインの血中濃度がハイレベルにたっするまでに2時間近く掛かる事もしばしばで、こうした時間差を十分考慮して摂取しなければ、コーヒーや紅茶による眠気覚ましの効果効能は上手に得られないのです。

 

という事で、食後の眠気対策としてコーヒーや紅茶を飲むのであれば、食前か食事をしながらの方がより確実で、会議中や授業中に飲んでも手遅れだという事です。
むしろ、逆算して、アイスなら、開始時間の1時間以上前に、ホットでも30分位前までには摂取しておいた方がいいでしょう。
それでも、その効き目は4時間位継続しますから、十分午後の大事な時間帯は乗り切れるものと思われます。
いかがですか、これなら使えますよね。