食後を中心に、強いだるさと寒気を感じたら、様々な疾患のシグナルで、風邪などはその代表格

風邪だって、喉が痛くなる人もいれば、頭が痛くなる人、おなかが痛くなる人、それに鼻水がだらだら流れる人もいたり、ゴホゴホ咳が出る人、くしゃみが出る人などもいて、実に様々。
それと同じように、食後の眠気も、原因がいろいろあって、それに応じた症状が出ます。
そのため、単に気が弛んでいるだけという事が多いとは言え、中には典型的病気のシグナルである事も珍しくありませんから、日頃から、食事を取った後にどんな症状がよく見られるかをチェックし、時と場合によっては、病院できちんと検査してもらう事も大切でしょう。

 

例えば、近頃噂のデング熱、あれに感染しても、食後を中心に、強いだるさと寒気を感じます。
特にだるさと寒気というのは、様々な疾患のシグナルで、風邪などはその代表格ですから、単にそれだけが大々的に表面化されると、ついつい軽く考えてしまうのですが、正しく風邪は万病の元!
本当は風邪ではないという事は珍しくありません。

 

では、激しいだるさと眠気、それに悪寒が加わった症状がシグナルとして送られる病気には、どのようなものがあるのでしょうか?
最もオーソドックスなところでは、インフルエンザや肺炎、それに食中毒が上げられますが、他に、手足の弛緩性麻痺が生じる「急性灰白髄炎」や「胆嚢炎」、それに、腎盂や腎そのものが細菌感染して発症する「腎盂腎炎」などの初期症状として、だるさと寒さを伴う眠気が食後に現れる事がよくあります。

 

そもそも悪寒と呼ばれる寒気は、ただ単に寒くてぶるぶる震えるというのではなく、ウイルス感染などがもたらす病的寒気で、ゾクゾクするような独特の身震いとともに、後に必ず発熱を生じます。
何故なら、悪寒というのは、侵入して来た病原菌を白血球が認識し、高熱殺菌する事によって撲滅させるべく脳に依頼する伝達術のようなもので、これを受けた脳が体温を急上昇させるからです。
従って、そこには必ず悪い病魔が潜伏している事を意味し、ほどなく発熱する事も意味します。
そのため、体力消耗を少しでも抑えるべく、休息を促す指示として眠気も伴いますし、それでも無理しようとすれば、だるさが強まる訳です。

 

こうした事を考えると、やはりだるさと寒気を伴う食後の眠気は非常に危険!
風邪で済めばいいですが、そうは行かない事も珍しくないという事を認識し、しっかりと様子を伺う事が大切でしょう。
そう、悪寒はほどなく発熱する予感なのであります。