食後に上半身のほてりや発汗を伴う激しい眠気に見舞われる事がしばしばあるという人は要注意!

冷えは万病の元とも言われ、我々人間が最も気を付けなければならない病気であると言っても過言ではないでしょう。
そして、その最上級が冷えのぼせです。
手足は氷のように冷たいのに、上半身はポカポカ!
顔は真っ赤にほてって、汗まで掻いているという状況は、特に中高年の女性の場合、「ホットフラッシュ」とも呼ばれ、更年期障害の典型的症状だとされています。

 

しかし、昨今は、若くしてホルモンバランスを乱す女性も増え、20代・30代でもホットフラッシュを発症する人は少なくありません。
それが所謂若年性更年期障害です。

 

加えて、嘗ては冷えや貧血と言えば、女性の虚弱体質の象徴のようにされていましたが、近年は男性でもこのホットフラッシュを発症する人の数は急激に増え、女が強くなった反面、男が弱くなったという世の変化の象徴の一つであるとも言えるでしょう。
無論、男性に女性のような極端なホルモンバランスの変動というのはありませんから、更年期と言える明確な時期や障害もないのは確かです。

 

けれど、そもそもこの冷えの簿背は、冷え性がそれ以上進行しないところまで悪化した極限状態であって、その最大の要因は血行不良です。
身体の血液の循環が悪いため、末端まで血が行き届かず、体の中心部に血流が集中してしまった結果、冷たい部分と熱い部分の差が出るのがホットフラッシュ。
最も血液供給が必要な脳内の血流が不足したり、動力源である手足の血が足りない事により、身体は思うように物事を考えたり、動き回る事が出来なくなってしまいます。
そして、強い倦怠感を伴う眠気が起こるのです。
しかし、それは体力温存のための休息を促すシグナルであって、強いては生命維持を促すサインであると捕らえるべきでしょう。

 

ですから、冷えは血行不良を絵に描いたような症状であり、万病の元だと言うのも納得出来るというもの!
しかも、冷えが強くなり、徐々に悪化して行き着くところまで行き着いた冷えの簿背は、血流をコントロールする自律神経が乱れれば、男女を問わず発症するのは決して異様な事ではないのです。

 

特に男性は、女性以上に仕事のストレスや疲労を抱えておられる事が大いに考えられますから、自律神経のバランスを崩しやすい環境にある方も大勢いらっしゃるでしょう。
そこで、食後に上半身のほてりや発汗を伴う激しい眠気に見舞われる事がしばしばあるという人は要注意!
皮膚が分厚いために、手足の冷えを実感しにくいため、上半身のほてりばかりが気になり、てっきり暑いものと思い込み、身体を冷やす環境や飲食をしてしまうのは非常に危険です。
必ず手足を素手で触り、冷たさを少しでも感じたら、極力体を温める事を考えましょう。

 

確かに、冷え事態は疾患ではありませんし、冷えのぼせに発展したところで、直ちに命の危機にさらされる事は少ないものと考えられます。
けれど、自律神経のバランスが乱れているという事は、放置しておくと、やがては鬱病などに進行する可能性は低くありませんし、何より、自分の血流を自分でコントロール出来ないとなると、将来様々な成人病を引き起こすリスクは大幅に高まります。
つまり、ほてりと発汗を伴う食後の眠気は、その危険性を訴えているものと捕らえる事が重要なのです。