みぞおちの左側が特に痛い場合は重大な病気の可能性あり!

食後の胃痛で、みおぞちが痛いことはよくあります。しかし左側が特に痛いという場合は、注意しなければならない重大な病気が原因になっている場合もあるようです。

 

◇急性膵炎
急性膵炎は膵臓に炎症が生じる病気です。特に急性膵炎の原因はアルコールと胆石と言われています。胆石症の場合は胆嚢摘出手術、アルコール性の場合ならお酒をやめることが最大の改善法となります。小児の場合は流行性耳下線炎、マイコプラズマなどの感染症、抗癌剤、てんかん剤、膠原病などでも起こると言われています。

 

◇膵石症
膵石とは膵管内に溜まってしまった結石のことを言います。慢性膵炎の進行と合併する事もある症状です。これが原因でみぞおちの左側が傷むということも十分考えられます。

 

◇膵癌
後ろ腹膜の臓器なので、発見しずらい癌だということがあります。癌が小さくてもリンパ節などへの移転が早いことも特徴があります。見つかったときには相当進行している場合もあるようです。みぞおちの左の痛みには、膵癌の進行したときの痛みがかかわっている可能性もあるのです。

 

◇胃炎
急性胃炎などは、ちょっとしたストレスや暴飲暴食でも起こることがあります。また、毎日の生活習慣の乱れによって、ある時急に暴飲暴食などをきっかけに急性胃炎を起こすこともあります。

 

◇十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍は胃の粘膜を酸性の消化液から守る働きが弱くなったり、胃酸が多くなった場合に粘膜を痛めてしまうことで起こります。十二指腸に潰瘍ができる原因にはストレスが大きく関係していますが、他にもアルコールや薬物、そしてピロリ菌の影響があると言われています。特に慢性のものになるとピロリ菌が大きく影響しています。十二指腸潰瘍は特に空腹時に痛みを感じやすいと言われていますが、ひどくなると食後も痛くなるので決め付けることもできません。

 

またみぞおちの左とは限らず、人によってみぞおち上部が痛むことがほとんどです。慢性十二指腸潰瘍は胃癌になる可能性もあるので、早めにピロリ菌治療などを行うことも大切です。また十二指腸潰瘍がひどくなると、みぞおち辺りの痛みもひどくなり、吐血などが起こることもあります。すぐにでも手術する必要がある場合もあります。